Green Fortress

プログラマーのポエム隔離所

Civ6プレイメモ 宗教圧力について

Civ5は宗教がダメなゲームだった。 内政や外交のボーナス自体はいいものだが、極端なAI有利と勝利条件に繋がらないことが災いして労力が実を結ばないものになってしまっていた。 翻ってCiv6ではどうか。宗教キチAIが暴力的なまでにユニットを量産することまでは変わらないが、宗教戦争、社会制度、総督などを組み合わせることでプレイヤーが実力でひっくり返せる要素が増えたという点で個人的にはまあいいんじゃないかと思っている。

さて、Civ6では平和的に異教徒を抹殺する手段として宗教戦争が実装されており、これによりユニットの撃破が発生すると付近の都市に布教効果が発生する。 ちまちま布教するよりもよほど効率的なので宗教戦争を有利にする方法が評価され、宗教書や巡回説教師のような自然伝播を強化する手段は旧来の手法とみなされ評価されなくなった。

ただし、自然伝播が刺さるコンボが存在する。RaFの都市国家エルサレムは同盟ボーナスで「聖地を保有する都市が聖都と同様の宗教圧力を発生する」という効果をもたらす。これで、聖地保有都市の宗教圧力は4倍になる。これに、モクシャ駐留ボーナスの宗教圧力強化を合わせるとさらに強化される。もし、これに巡回説教師まで合わさればどうなるか、想像が尽きない。

ただし、あくまで創始文明は布教や審問で宗教をケアしてくるので、そっちは宗教戦争でちゃんと潰すべきだ。ただ、創始していない他文明にはどうしてもAIの布教が先行しやすいのでそれに対抗する手段としては必要な宗教力を減らすお手頃なアプローチとなるのではないかと考えているので今度試してみる。